劇団創立20周年記念公演第一弾
2005年4月10日(日)14時開演 新神戸オリエンタル劇場
***ごめんなさい…ものすごぉ長文になってしもうた、書いてるうちにとりとめなくなってます。***
この日は【TRUTH】の大千秋楽日、立ち見客も250人くらい?いやもっとやったかも…。
劇場に入る前に係りの方が「え~何番から何番までここに並んでくださ~い。次はここから…」とか行って整理してて…みんな「TRUTH」というチョッと“ぴあ”とかで売ってるような感じのチケットやなかったんで…「2ひゃく…番は…」とか言ってるし、自分のチケット見てもそんな番号とちゃうし…チョッと不安になったのでその係りの人にチケット見せたら「指定席の方はもう入ってくださいね」って言われちまった。
そう…その番号整理は立ち見客の人達だったのだ!!
そしてクローズド・サーキットとして初の試みだそうで、札幌・東京・名古屋・福岡からもオンデマン
ドで会場から生中継で舞台を上映するのです。
もちろん同時にスカパーでも放送されてます。
おまけに4~5日後にはインターネットでも流すそうで…最前列の一番端にso-netの方がカメラを持ってずっと撮影されてました。
私が席に座るときには前説が既に始まってました。
各地の中継所とso-netフォンを使って話していてチョッと2秒ほどタイムラグがあるため会話のキャッチボール的なことがぎこちなく…でもキャラメルボックスの加藤さんって方が司会進行していって面白~くしていました。他にも携帯チェックタイムなんてのもされてました
私の席は2階の舞台に向かって右端。え~っ舞台が遠いんじゃ?って思ってたんだけど、(この劇場はお初でしたの)結構2階3階ってのは端は湾曲しているんで、1階の中間あたりの位置になるんでは。。なかなか良い感じの席でした。
そして立ち見のお客たちは1、2、3階とそれぞれにどわ~っと入ってこられました。
舞台進行は過去と現在のシーンを交互に描き出し、冒頭はクライマックスに近いシーンから始まっている。殺陣シーンもふんだんに使われています。なぜこのような状況になってしまったのか…一気に過去へと遡っていきます。。途中、過去と現在が交互になるのでシーンが変わった瞬間は呑み込めないですけど…まぁそれもすぐにわかるようになります。
(舞台セットがずっと一緒なので仕方ないですね^^;)
物語は…(本来のストーリーとは違うかも^^;私がこの舞台を観て感じたストーリーとして書いてます)
幕末の時代、無名の若者たちが日々武芸にいそしみ、一見仲の良い仲間たちの語らいのように見えるが…。ある事故をきっかけに何かが…若者たちの心が狂い始めたかのように思えたが…。
隼助(細見大輔さん)の改造した鉄砲の暴発により弦次郎(岡田達也さん)は怪我をし耳が聞こえなくなってしまった。
それに対して苦悩する隼助。そしていつも身分の低さを言葉に出してしまう鏡吾(上川隆也さん)。
英之助(大内厚雄さん)は仲間の中でも一番武術に優れた藩士。
三郎太(畑中智行さん)虎太郎(筒井俊作さん)ら若い藩士たちが、ある人物の暗殺を計画する。それは勝海舟を亡き者にしようとする人物…弦次郎が故郷へ帰る前にこの斬る役目をすることになるが、ある日のこと…暗闇の中で一気に斬りかかり相手はほとんど抵抗も見せずに死んだ。
そして相手の頭巾をはいでみると…そこには英之助が…彼は英之助を斬ってしまった。驚愕している背後から鏡吾が斬りかかって来た。。そうすべては鏡吾の仕掛けた罠だった。
何とか逃げ延びるも追っ手は迫っている…そしてすべてが明かされるクライマックスへと物語りは進んでいきます。
他出演者に…
山岡/月真和尚(篠田剛さん)初音(小川江利子さん)ふじ(岡田さつきさん)美緒(岡内美喜子さん)帆平(川原和久さん・劇団ショーマ)等など
舞台中何度も出てくる殺陣シーンはホントに緊迫ムード…息つく間がありません!!
そして回想シーンはまだ皆が仲良かった頃(たぶん鏡吾の心底は違うだろう)を描いているので面白いシーンいっぱいでした♪
いきなり鏡吾(上川さん)は舞台上を数メートル滑ってました^^;
上川さんの役名は長谷川鏡吾…つまり“略して、ハ・セ・キョ・ーですっ!!”笑いのシーンでおっしゃってました♪
確か“美剣士”だとも言ってられたような…(^^)
それから、隼助(細見さん)の足を持って、体は虎太郎か三郎太(だったかな?)が持って投げるまねをするシーンがあるんですが、「まぁまぁまぁ・・」って感じで途中でやめるんですが、その時、上川さんはそのまま細見さんの片足を持ったまま…スネをナデナデと…(;´▽`lllA``
鉄砲の試し撃ちの時は“何列何番を撃ちなさい!!”なんて言って驚かしていました。。
クライマックスで鏡吾と弦次郎が討ちあいを…ものすごい気迫がありました。
弦次郎も罠だとはいえ英之助を殺してしまったのには違いない…それで苦しみます。故郷の両親に会った後、死のうと思っていたが死んでも苦しみからは逃れられない…だから【俺は生きる!!(そして鏡吾に)お前も生きろ!!どんなに苦しくても歯を食いしばって生き抜くんだ!!】と…。
ラスト、英之助が叫んだ言葉(たぶん弦次郎にしか聞こえなかったんだろうが…この時は既に死んでいるから)…『…生涯の友だ!!』と…そして音楽が流れて物語りは終った。
その時は既に私は泣いてました(T_T)
あのメインのテーマ音楽、気になります♪オリジナルでしょうか・・・。
「TRUTH」って言葉が入ってると思うのでオリジナルなんでしょうね。
カーテンコールでは、千秋楽のみ行われるという出演者全員一人ずつの挨拶がありました。
細見大輔さんは結婚したこと報告されてました。上川隆也さんは岡田達也さん(今回の主役・弦次郎)のことを…1993年(だったかな?)一人の男が入団し1999年…主役をするようになり…立派になった…みたいなことをおっしゃって、そのあと上川さんは「私は心置きなく出稼ぎに専念出来ます」みたいなことを…すると岡田さん…焦ってました!!
何度も拍手が止まないので上川さんが「時間が押し迫ってきておりますので、最後にこの男に出てきてもらいましょう。締めの請負人…です!」と言って月真和尚役をされた篠田剛さんが面白おかしく締めていただいたんですが…やはり拍手は止みませんでした^^;
そしてまた出演者全員出てきて今度は舞台に正座して並んで「ほんとに時間がなくなってきました。このあとすぐに舞台をバラシ新幹線に乗らなければなりません!!あと皆さんが出来ることはただサッと席を立ってサッと帰っていただくことです!!」と言いお辞儀をされてました(^^)
まぁこれもきっと予定の範囲内だったんでしょうけど、面白かったです♪
上川さんの言葉としては「TRUTHを何十公演してきた中で3度ほど弦次郎に勝つことが出来たんですが…」と言ったら岡田さんが慌てて「ストーリー変わってしまいますから^^;」で客席を沸かし、客席から「また来て…」みたいなことを言った方がいてそれに返事するように上川さんが「みんなは帰ってきます。私はいません!!」とまたまた客席を沸かしていました。
この作品では上川さんは悪役です。でもこの悪役も父親が汚名を着せられ切腹、身分も低く常に苦い思いをしてきた。いつか必ず這い上がっていこうとした為に…。これもまた悲劇ですよね。
だけど上川さんだからこそ演じられたんではないでしょうか…苦しさ・つらさ・明るさの中にも孤独感を持ち合わせた鏡吾という一人の男を…。
【TRUTH】とは、“真実”“真の心”…あなたにとっての【TRUTH】とは
2005年4月10日(日)14時開演 新神戸オリエンタル劇場
***ごめんなさい…ものすごぉ長文になってしもうた、書いてるうちにとりとめなくなってます。***
この日は【TRUTH】の大千秋楽日、立ち見客も250人くらい?いやもっとやったかも…。
劇場に入る前に係りの方が「え~何番から何番までここに並んでくださ~い。次はここから…」とか行って整理してて…みんな「TRUTH」というチョッと“ぴあ”とかで売ってるような感じのチケットやなかったんで…「2ひゃく…番は…」とか言ってるし、自分のチケット見てもそんな番号とちゃうし…チョッと不安になったのでその係りの人にチケット見せたら「指定席の方はもう入ってくださいね」って言われちまった。
そう…その番号整理は立ち見客の人達だったのだ!!
そしてクローズド・サーキットとして初の試みだそうで、札幌・東京・名古屋・福岡からもオンデマン
ドで会場から生中継で舞台を上映するのです。
もちろん同時にスカパーでも放送されてます。
おまけに4~5日後にはインターネットでも流すそうで…最前列の一番端にso-netの方がカメラを持ってずっと撮影されてました。
私が席に座るときには前説が既に始まってました。
各地の中継所とso-netフォンを使って話していてチョッと2秒ほどタイムラグがあるため会話のキャッチボール的なことがぎこちなく…でもキャラメルボックスの加藤さんって方が司会進行していって面白~くしていました。他にも携帯チェックタイムなんてのもされてました
私の席は2階の舞台に向かって右端。え~っ舞台が遠いんじゃ?って思ってたんだけど、(この劇場はお初でしたの)結構2階3階ってのは端は湾曲しているんで、1階の中間あたりの位置になるんでは。。なかなか良い感じの席でした。
そして立ち見のお客たちは1、2、3階とそれぞれにどわ~っと入ってこられました。
舞台進行は過去と現在のシーンを交互に描き出し、冒頭はクライマックスに近いシーンから始まっている。殺陣シーンもふんだんに使われています。なぜこのような状況になってしまったのか…一気に過去へと遡っていきます。。途中、過去と現在が交互になるのでシーンが変わった瞬間は呑み込めないですけど…まぁそれもすぐにわかるようになります。
(舞台セットがずっと一緒なので仕方ないですね^^;)
物語は…(本来のストーリーとは違うかも^^;私がこの舞台を観て感じたストーリーとして書いてます)
幕末の時代、無名の若者たちが日々武芸にいそしみ、一見仲の良い仲間たちの語らいのように見えるが…。ある事故をきっかけに何かが…若者たちの心が狂い始めたかのように思えたが…。
隼助(細見大輔さん)の改造した鉄砲の暴発により弦次郎(岡田達也さん)は怪我をし耳が聞こえなくなってしまった。
それに対して苦悩する隼助。そしていつも身分の低さを言葉に出してしまう鏡吾(上川隆也さん)。
英之助(大内厚雄さん)は仲間の中でも一番武術に優れた藩士。
三郎太(畑中智行さん)虎太郎(筒井俊作さん)ら若い藩士たちが、ある人物の暗殺を計画する。それは勝海舟を亡き者にしようとする人物…弦次郎が故郷へ帰る前にこの斬る役目をすることになるが、ある日のこと…暗闇の中で一気に斬りかかり相手はほとんど抵抗も見せずに死んだ。
そして相手の頭巾をはいでみると…そこには英之助が…彼は英之助を斬ってしまった。驚愕している背後から鏡吾が斬りかかって来た。。そうすべては鏡吾の仕掛けた罠だった。
何とか逃げ延びるも追っ手は迫っている…そしてすべてが明かされるクライマックスへと物語りは進んでいきます。
他出演者に…
山岡/月真和尚(篠田剛さん)初音(小川江利子さん)ふじ(岡田さつきさん)美緒(岡内美喜子さん)帆平(川原和久さん・劇団ショーマ)等など
舞台中何度も出てくる殺陣シーンはホントに緊迫ムード…息つく間がありません!!
そして回想シーンはまだ皆が仲良かった頃(たぶん鏡吾の心底は違うだろう)を描いているので面白いシーンいっぱいでした♪
いきなり鏡吾(上川さん)は舞台上を数メートル滑ってました^^;
上川さんの役名は長谷川鏡吾…つまり“略して、ハ・セ・キョ・ーですっ!!”笑いのシーンでおっしゃってました♪
確か“美剣士”だとも言ってられたような…(^^)
それから、隼助(細見さん)の足を持って、体は虎太郎か三郎太(だったかな?)が持って投げるまねをするシーンがあるんですが、「まぁまぁまぁ・・」って感じで途中でやめるんですが、その時、上川さんはそのまま細見さんの片足を持ったまま…スネをナデナデと…(;´▽`lllA``
鉄砲の試し撃ちの時は“何列何番を撃ちなさい!!”なんて言って驚かしていました。。
クライマックスで鏡吾と弦次郎が討ちあいを…ものすごい気迫がありました。
弦次郎も罠だとはいえ英之助を殺してしまったのには違いない…それで苦しみます。故郷の両親に会った後、死のうと思っていたが死んでも苦しみからは逃れられない…だから【俺は生きる!!(そして鏡吾に)お前も生きろ!!どんなに苦しくても歯を食いしばって生き抜くんだ!!】と…。
ラスト、英之助が叫んだ言葉(たぶん弦次郎にしか聞こえなかったんだろうが…この時は既に死んでいるから)…『…生涯の友だ!!』と…そして音楽が流れて物語りは終った。
その時は既に私は泣いてました(T_T)
あのメインのテーマ音楽、気になります♪オリジナルでしょうか・・・。
「TRUTH」って言葉が入ってると思うのでオリジナルなんでしょうね。
カーテンコールでは、千秋楽のみ行われるという出演者全員一人ずつの挨拶がありました。
細見大輔さんは結婚したこと報告されてました。上川隆也さんは岡田達也さん(今回の主役・弦次郎)のことを…1993年(だったかな?)一人の男が入団し1999年…主役をするようになり…立派になった…みたいなことをおっしゃって、そのあと上川さんは「私は心置きなく出稼ぎに専念出来ます」みたいなことを…すると岡田さん…焦ってました!!
何度も拍手が止まないので上川さんが「時間が押し迫ってきておりますので、最後にこの男に出てきてもらいましょう。締めの請負人…です!」と言って月真和尚役をされた篠田剛さんが面白おかしく締めていただいたんですが…やはり拍手は止みませんでした^^;
そしてまた出演者全員出てきて今度は舞台に正座して並んで「ほんとに時間がなくなってきました。このあとすぐに舞台をバラシ新幹線に乗らなければなりません!!あと皆さんが出来ることはただサッと席を立ってサッと帰っていただくことです!!」と言いお辞儀をされてました(^^)
まぁこれもきっと予定の範囲内だったんでしょうけど、面白かったです♪
上川さんの言葉としては「TRUTHを何十公演してきた中で3度ほど弦次郎に勝つことが出来たんですが…」と言ったら岡田さんが慌てて「ストーリー変わってしまいますから^^;」で客席を沸かし、客席から「また来て…」みたいなことを言った方がいてそれに返事するように上川さんが「みんなは帰ってきます。私はいません!!」とまたまた客席を沸かしていました。
この作品では上川さんは悪役です。でもこの悪役も父親が汚名を着せられ切腹、身分も低く常に苦い思いをしてきた。いつか必ず這い上がっていこうとした為に…。これもまた悲劇ですよね。
だけど上川さんだからこそ演じられたんではないでしょうか…苦しさ・つらさ・明るさの中にも孤独感を持ち合わせた鏡吾という一人の男を…。
【TRUTH】とは、“真実”“真の心”…あなたにとっての【TRUTH】とは