2011年5月27日(金)

【第一日目】六角堂-誓願寺-革堂行願寺-廬山寺-護浄院(清荒神)



『六角堂頂法寺』第一番札所

専用の御朱印帳があります。

まずは第一番札所へ行きましたのでここから始まり、ここで御朱印帳も求めました。

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【洛陽三十三所観音巡礼】とは…

後白河天皇が、広域で巡礼が難しい西国三十三ヵ所に代わるものとして平安時代に定めたものが始まりとしています。

その後、江戸時代には順路が定着して、洛陽三十三所観音巡礼が一般的となりました。



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六角堂は聖徳太子創建の寺としてご持仏である如意輪観音像を安置されているとのことです。



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十六羅漢

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洛陽三十三所の御朱印はこのように第一番から第三十三番までそれぞれの説明を片面にもう片面に御朱印して頂きます。

まぁいわゆるその場所へ行って参拝してきた証のようなもの。

誰かが言ってましたがスタンプラリーみたいな感じ…軽く言えばね(^_^;)

でも御朱印はご住職などが毛筆で書きあげてくださいます・・・ありがたいです。

ひと筆ひと筆に観音様への願いを感じ重みを感じます。

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洛陽…の、ご朱印帳は2種類あります。

こちらの蛇腹になっているもの(これは両面使います)と、表紙から豪華な一枚一枚取り外したりも出来る紐で結んであるものがあります。





『誓願寺』第二番札所

こちらは以前にも訪れた場所。

猫ちゃんが何匹かいたなぁ~(#^.^#)v

顔だしパネルが置いてあるのがなんとも観光地(新京極通り)らしいですが^^;

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上の写真…左側にある石柱は「迷子のみちしるべ」

右側に教ゆる方、左側にさがす方と彫ってある。

その当時、落し物、迷子などを探すとき、落とした人はさがす方へ、拾った人は教える方へこの石に紙に書いて貼ったそうな。



こちらの誓願寺限定のご集印帳はピンク色の地で金で和泉式部が描かれています。

洛陽・・・のご集印帳は決まっているので違いますが。

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『革堂行願寺』第四番札所

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行円上人ゆかりの寺

昔、行円は猟師であり、ある日狩猟した時に射止めた雌鹿のお腹から子鹿が生まれ、殺生を悔い改め仏門に入ったとのこと。

その雌鹿の皮を肌身離さず夏冬関係なくずっと身にまとっていて皮聖と呼ばれいつしか革堂となったのが由来とか。

簡単に書いちゃってるので詳しく書かれてる方などもいらっしゃいますんで検索してみてください。

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こちらには幽霊絵馬なるものもあり、それだけ聞くとなんともコワイ感じですが、こちらの伝説もなんともセツナイものです。

江戸時代(文化13年頃)この寺の近くに質屋があり、そこの主人が熱心な法華信者であり、その子供の子守に近江から百姓娘を雇うことが出来ました。

ふみという名の娘は毎日のようにこの寺に来て子守をしていたため、いつの間にかお寺で毎日謳われる御詠歌を覚えてしまい、それを歌って子守をしていたところ、

熱心な法華信者である質屋の主人がそれを聞いて怒り狂い殴る蹴るの折檻をしておふみを殺してしまい、庭に埋めてしまいます。

近江の両親には男と駆け落ちをして出て行ったので行方はわからないと伝えました。

でもその話にどうしても両親は信じられず、革堂で観音様に娘がどこにいるのか教えて欲しいと祈り続けました。

するとその夜、娘が亡霊となって両親のもとに現れ、「私はご主人に殺されてしまい、今は庭に埋められています。どうか一緒に大切にしていた手鏡も埋めてください」と告げたのでした。

こうして両親の奉行所への訴えにより質屋の主人は捕まり、娘のおふみの遺体は無事、両親のもとに帰ったそうです。

両親は観音様へのお礼に絵馬を描いて手鏡を添えて奉納したと伝えられてます。

微かに若い娘の姿が浮かび、その左側には手鏡がはめこんである「幽霊絵馬」は、毎年8月22~23日の幽霊絵馬供養で公開されます。

また8月22、23日には行円上人像、上人の鹿皮の衣等を所蔵する宝物館も公開されます。



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「はなをみて いまはのぞみも こうどうの にわのちぐさも さかりなるらん」

これが御詠歌です。

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『蘆山寺』第三十二番札所

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源氏物語の紫式部邸宅跡

蘆山寺は1245年(寛元3年)出雲路に蘆山寺を開く。

その後、1573年(天正元年)現在の地に移る。

そして1965年(昭和40年)この地が紫式部邸宅跡であることが判明する。

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こちらのお庭…源氏庭には紫式部に因み紫の桔梗が咲いているそうですが、参拝に来た日はちょびっと早かったのでお庭には行っていません。

9月末ごろまで静かに花開くとのことなのでまた日を改めて伺いたいと思います。



筆塚

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紫式部の歌碑

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もみじのプロペラが可愛くさりげなく…

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『護浄院(清荒神)』第三番札所

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きよしこうじんさん・こうじんさんと親しみを持って呼ばれる。

荒神口の名の起源で古くから火の守護神で家庭のかまどに祀られて普段から溶け込んでいます。

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こちらの近くに高校があり、「鴨沂高校」これがなんと読むのかというのがずっと残ってて帰ってから調べました(^_^;)

iPhone持ってるんだからすぐにでも調べられるけど(笑)

≪おうきこうこう≫でした。

これでスッキリ♪

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この日、歩いたおおよその歩数

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